クラサン雑感

今日はクラサン更新日〜。って書くつもりが昨日は更新日になっちゃった。下書き保存をする前に他のボタンを押しちゃダメなんだ…。
読んだ作品の感想です。サンデー超の分はサンデー超のカテゴリーにありますー。当然のことながらネタバレを含みますのでご容赦のほどを。あとコマ画像なんかも画面キャプチャで貼ったりしてるんですが、「著作権法上の引用」ということでお許しいただければと思います〜。

0512 (山田鐘人) <読切> 初公開日:2011年1月11日

「無料のコインでマンガが読める」サンデーうぇぶり
「無料のコインでマンガが読める」サンデーうぇぶり

クラスシフト」で(ボク的に)衝撃的デビューを果たした山田鐘人(ヤマダ カネヒト)さんの作品。「クラスシフト」を読んだときには、その発想力・構成力にはびっくりした。画力はなかったけど、基本的にマンガって画力って二の次だし(ボク的に)。「クラスシフト」は出オチに終わらずちゃんと最後まで読ませる力があった。その後すぐに次作「アーグレーカー」を発表(今はクラサンでは読めないけど。サンデー超を持ってる人だけ読める。てかクラサンでも読めるようにならないかなぁ?)。これは「クラスシフト」ほどには感じなかったけど、2作目にして既に山田節ともいうべき味が感じられる良作と思う。
そしてこの「0521」が掲載されたわけだが、これまたスゴイ、と思った。今は若木先生のところでアシスタント(「見習い」は取れたのかな?「神のみ」11巻のあとがきにはスタッフリストに名を連ねてますね)をされており、画力もメキメキと上昇している途上のよう。女の子がカワユクなってる。車などの背景の小物とかアレだけど、それも味に思えてくるから不思議。
というか、ボクはこのマンガを読むときは脳内でいろいろカッコイイ画像に自動的に変換して読んじゃってるんですよ。このマンガを絵コンテみたいなもんだと思ってSF映画なんかのカッコイイCGを使って表現したものなんかを想像して。暗号のトリックもこのままじゃなく、もっと高度な暗号理論を使ったものに置き換えたりね。
そんなこと言ったら、マンガに画力なんて必要ないじゃんってことになりそうだけど、なんでもかんでもそういうことができるわけじゃないんですよ。ネームのテンションの高さと、絵の微妙さ加減・コマの白さなんかがが、なぜかいい具合に作用して(あくまでボクの場合は、ですよ。万人がそうだとは思わない)、ボクのインスピレーション・霊感を刺激しているようなので。

ただ、連載を取るためには画力が上達しないとダメなんかなぁ……。ボクみたいな読み方をする人は少ないだろうし、ボクも山田作品を数か月ぶりに読んでいるからテンション高く読めるけど、連載だとさすがに画力が気になってくるかもしれないし多分そうなるんだろうなぁ。
とにかく今後がすごく気になる新人さんの一人です。

ポップコーンアバター (星野倖一郎) <連載> 初公開日:2011年1月11日

「無料のコインでマンガが読める」サンデーうぇぶり

いつもクラサンブログにサムネイル画像の大きいバージョンをアップしてくれる星野先生。今回もうさリサが拝めます。ブログの方だと解説付き。ありがたや〜。そのうち真冬ちゃん来ないかな〜。
本編だけど、前回は梶原が真冬ちゃんのおっぱいを鷲掴みした報いで車に轢かれそうになるヒキで終わったんだけど、始まりは別のシーンでした。そのまま轢かれて逝っちまってても良かったんですが。で、とにかくいつものようにリサが素直でホントにええ子や…。蔵人だけじゃなく真冬まで励ましちゃったり。こんなに影のない、天真爛漫で純度100%のまっすぐ良い子ヒロインは珍しいような。根暗な蔵人がドンドン感化されていくのも当然ですヨ。変わらない方がおかしい。ああ、リサちゃんかわいいヨ〜っと思ってたら、

コレ。こんなの反則ですヨ。蔵人はリサ・真冬両方から愛されるとかマジで許されない。しかし、もっと許せないのは梶原。真冬ちゃんの呼び方が「梶原さん」から「リョウさん」にグレードアップしてやがる。やっぱ世の中※なのか。つか、リョウは結構なチートキャラだなー…。くそー。
萌え方面の話ばかりだとアレなんで、今後の展開の注目点はラーヴァナの嫌がらせがどんなものかですね。どんな物語も「不協和音による緊張から協和音への解決」があるわけだけど、この不協和音の味付けがすこぶる難しいんだよなー。


話が変わりますが、ちょっと前に星野先生がブログで「ニーソ&絶対領域について採点して」というお話をしておりましたが、プロの方に意見など恐れ多くて……と沈黙しておりました(そのくせ山田さんの記事ではグダグダ書いていますが…すいません)。ただ、やっぱり「ブログの恥は書き捨て」ということで、時期外れではありますがこっそりここでコメント。ほんとに超個人的、しかも別にニーソ&絶対領域ソムリエでもないので笑って聞き流してくれれば…。ほんとたわ言ですので…。一応トラックバック流しますが、気づいてくれないでほしい気もする…。(ビクビクしながら書く小者感丸出しなボク)
まず、絵がどうだという前に、リサは黒ニーソ&絶対領域が似合わないキャラだと思いマス(いきなりスイマセン)。ボクが思うに、「黒ニーソ&絶対領域」ってのはちょっと小柄・華奢・貧乳(気味)な子が(おっぱいのかわりに)装備するべき萌え記号だと思うんですヨ。あと、キャラ的に暗い影を背負った子、そして男の子に守られる割合が高い、弱者型のキャラアイテムだと思うんですヨ。なんか独りよがりかもしれないですが、そんな気がしてます。現実(リアル)の世界だと、黒ニーソをつける子は明るく元気な子が多い印象ですが、2次元ではそこが逆転するッス。例えば「ぽぷこん」だと真冬ちゃんなんかはとても似合うと思いマス。というか、真冬ちゃんに黒ニーソをお願いしマス! (俺、真冬って言ってばっか…)
あと、僭越ながら絵的なことを申せば、黒ニーソの食い込みが足りないような……。肌とニーソとの境目部分はちょっぴり凹むのが鉄則です! これは譲れないところですネ! むっちり感をあますことなく表現する手法を発見した先人たちには敬意を表したい。 ……ほんとアホですいません。

いつわりびと◆空◆ (飯沼ゆうき) <連載> 初公開日:2011年1月11日

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安心のサクサク展開の「いつわり」。今回もポンポン話が進んでるなー。他のバトルマンガだと隊長との戦闘シーンは結構尺を取ると思うんですヨ。次週へのヒキに使ったりね。ところが「いつわり」はそんなことはしない。サクっと倒しちゃう。その分、バトル成分は薄くなるわけだけど、これが「いつわり」の味なんだよなーと思いながら読んでます。あんだけの蜘蛛をどこに隠してたんだ?とか準備良すぎだろ、みたいな野暮なツッコミはしません。というか黒羽は女の子だからいろんな場所に隠せるもんネ! 毎週更新なので、過去話数も結構読めるのもありがたいデスよ。ボクはすぐ話を忘れるから…。この調子でお願いします。

最上の明医〜ザ・キング・オブ・ニート〜 (取材・原作:入江謙三、作画:橋口たかし) <連載> 初公開日:2011年1月11日

http://club.shogakukan.co.jp/magazine/SH_CSNDY/konshuunos_001/detail/

本編はちょっとおいといて、月曜夜10時からテレビ東京で始まったドラマ「最上の命医」の話を。普段ドラマはまったく観ないボクですが、初回観てみました。サンデーのマンガが原作のドラマってほとんどないしね。ましてや連ドラなんて、関係者の方は本当によくやりましたねぇ。担当編集の冠氏はいろいろと毀誉褒貶がありますが、ボクは社会人の一人として、「仕事が良くできる人なんだろうなぁ」と思ってマス。企画立案をやるだけじゃなく、山ほど人脈を駆使しまくり、各所と調整・打ち合わせを行わないと「ドラマ化」という高い高いハードルを超えられないと思うんですよね。素人の勝手な想像ですが。衝突もいっぱいあるとは思いますが、確実にサンデーに新風を吹き込んでいると思いマス。
さて、ドラマの感想ですが、本当に丁寧に作ってるなぁという印象。あまり予算はないのかな? 画面からはそんな感じも受けましたが、派手な受け狙いをするでもなく、堅実で良いドラマになりそうな雰囲気を感じました。普段サンデーに触れる機会がない人も、この作品を通して興味を持ってもらえれば嬉しいなぁ。それに「命医」以外もどんどんドラマ化されるようになるためにも、ぜひとも成功してほしいと願っておりマス。