ボクがサンデーを読んでいる理由

前トピックにコメントをいただいたので、その返答も兼ねてボクがサンデー教原理主義者になっている理由などを書いてみます。


ボクがサンデーを読み始めたのは大体『名探偵コナン』が始まったのと同時期だと思います。最初は友だちの家で麻雀とかゲームしてるときに読んだのがきっかけ。まぁ単行本では高橋留美子先生とか読んでましたけど、買ってたわけじゃなくて全部どこかで単行本を読んでたくらい。
その後オタク道にハマり(エヴァンゲリオンが契機)、90年代後半から2000年代前半ぐらいには異常なくらいアニメ・マンガ・小説・ゲーム・音楽・サブカルにのめり込んでいました。1日中オタクなことに時間を費やしていたような気がします。
しかし、お金の問題とか自分の素質とか将来のこととか考えて、それまでやってきたことを全部投げ出すことにしました。これは自分の中では大きい決断でしたが、いかんともしがたい内的・外的理由があったのです。


アニメや映画も観ない。ゲームもしない。音楽は空気みたいなものなので切るわけにはいきませんでしたがほどほどにする…。
そして、マンガ雑誌を一冊だけは買い続けよう」と考えました。ボクのオタクとしての一番の土台はアニメやゲームじゃなく、マンガだと考えたからです。そして、読み続けるものは少年マンガ誌にすることも決定していました。

それで何を買い続けるか悩んだ末に選んだのが『週刊少年サンデー』でした。
マガジン・チャンピオンも考えたけど(ジャンプは候補になかった)、その当時楽しみに読んでいたマンガが一番多かったのがサンデーだったからというのが主な理由です。


その当時ボクが考えたのは『これからはサンデーだけを見て、この雑誌を通してマンガ界の変遷を眺めて行こう』ということです。
「自分はオタクとしてアンテナを張り続け、サブカルチャーを俯瞰するような才能も根性もない。でも1冊だけなら読み続けることができるだろう。『週刊少年サンデー』という雑誌だけを定点観測していくことで、ちっぽけな自分でもやれるオタク道があるんじゃないか」


そんなわけで、現在までそれを続けています。実際には『サンデー1冊だけ』という誓いまで破り、いろいろとグダグダなことになっちゃってますが。

くだらないことをダラダラ書きましたが、ボクが言いたいのは、
『ボクはサンデーが好きだから読み続けているんじゃない、サンデーを読み続けることにしたからサンデーが好きなんだ』
ということです。きっと他の人にはチンプンカンプンでしょうねw


ボクはマンガが大好きです。だから、ジャンプもマガジンもチャンピオンも、そのほかの雑誌も好きなんです。読んでませんけどね。
どっちの雑誌が上とか下とか基本的には興味ないんですよ。ボクに与えられたのはサンデーだけだから、サンデーを応援しているしサンデーを楽しんでいる。


まぁちょっとカッコつけすぎというか、実際はサンデーの部数がジャンプやマガジンと肩を並べ、さらには追い越してくれればすごく嬉しいw 
この感情は理屈じゃないですよね。日本に生まれたからオリンピックで日本を応援する、というのと似ていると思ってます。理性の方では「サンデーをえこ贔屓するのは間違っている」と考えているんだけど、感情は理性では制御できないものですから。



(この話、続く、かも)