サンデー超1月号 雑感(続き)

2010-12-27 - DTM SSの続き。

超弩級少女4946 (東毅) <連載>

さすが女の子をカワイク描写することに(ボクの中で)定評のある東先生。新キャラの少女がものすごくカワイイ。お話も動いていて続きが気になるし、いいですわー。早いとこ本誌で連載してほしい作家さんの一人ですよ。

最上の明医 特別番外編 (取材・原作:入江謙三、作画:橋口たかし

多分この話は橋口先生がやりたいようにやってるんだろうけど。うーん……、時々この手の話をやるけど、肌が合わない。ま、まぁ命医ドラマの宣伝マンガだしね。ドラマは頑張ってほしいっス。

タッコク!!! (福地翼) <連載>

相変わらずオモシロいー。ここんとこ伏線を回収しまくって、このマンガの練りこまれた設定とプラン通りの進行具合がよくわかったんだけど、それよりなにより1話1話がすごい楽しかった。超だとやめどきを作者がコントロールできるのかな? この作品もキレイにフィナーレを迎えることができそうで何より。次号の最終回に大期待です。
ただ心配なのはサンデー超の看板マンガの一つが終わることだなー。「いろは!」も終わるし、大丈夫かなぁ? 全部クラブサンデーで読めるとはいえ、雑誌好きなボクとしてはWebに完全移行とかしてほしくないんだけどー。

アップセット15 (奥英樹) <連載>

ついに始まった曽根工業戦。このマンガはここまでのところ、全国優勝や花園出場よりも、300点差で負けた曽根工にリベンジを果たすということが最終目的として描かれているので、本当のクライマックスだと思って読んでます。
序盤戦の入り方はイイ感じ。曽根工がベストメンバーというのも、これが最後の戦いなんだろうなと感じさせる。今後の試合展開にも期待。

本誌ではあおい坂やMAJORも終わってしまって、熱血スポーツマンガの需要は高まっているはずなわけで、編集部も奥先生に期待している気がするですよ。アップセット15はいいスポーツマンガだと思うし、その期待にある程度は答えていると思うんだけど、何か突き抜けるモノが足りない気もする。それが何なのかはボクもよく表せないんだけど。
あ、女の子はカワイイと思いますよ。ホントに。サンデー的にはコレ大事なことだから強調するけど、春香ちゃん超カワイイ。来年2月に奥先生と「ムシブギョー」の福田先生がWHF福岡大会に来られるわけですが、春香ちゃんを描いてもらいたいなぁ。

阿鬼羅 (大塚志郎) <連載>

最近、というか今日(?)ブログtwitter[twitter:@shiro_otsuka]とpixivを始めた大塚先生。

ちょっと話がずれるけど、サンデー系の作家さんはブログやtwitterをされている方が多いような気がする。他の雑誌の作家さんもやられている方が多いのかな? ちゃんと比較したことがない(調べていない)のでよくわからないんだけど、サンデー系の作家さんのHPやTwitterアカウントに関しては何と言ってもGRGRさんが詳しいですよ。GRGRさんはマンガ分析も鋭いので、いつも頭が下がります。ボクも一応アンテナやtwitterのリストにまとめてはいますが、基本的にはGRGRさんのところの劣化コピーだったり……。

さて、阿鬼羅の話に戻ると、大塚先生と言えば、柔らかそうな女体と少年の心を熱くさせる乳首券が魅力なんだけど、最近は抑え目。今月号なんて阿鬼羅の裸ですよ。誰が喜ぶと言うのか!「ウーン…まだ子供なのねー…残念…」って。じゃあ何か、だったら良かったというのか? ボクはそんなのじゃ喜ばないぞ! あ、でもをガン見した朝日野さんの反応は見たいかも。エヘヘ。あぁ、お色気担当の朝日野さんにはもっともっと頑張ってもらわないと…。この前のヴァンパイアコスは良かったですよ、ええ。ただ、ちょっと最近女体の描線にキレが足りないような気がするです。
えと、今回は母親・陽子の真の実力のお披露目ということで。暴走した鬼の力を封じた、という解釈でよいのだろうか。カナボウ壊しちゃったのかとも思ったけど、そんなわけないもんなー。陽子さんがすごい力の持ち主だということは理解した、という感じです。