マナゴコロ1巻購入

マナゴコロ (藪野続久) <コミックフラッパー連載>

今月22日頃に発売された単行本第1巻を購入。九州では発売日が東京なんかとは2〜3日ずれるようで、何回か買いに本屋さんに行ったけど売ってなかったので、もうどうせならサンデー超といっしょに買っちゃおうと本日まで購入がずれてしまった。
ボクはそんな田舎に住んでいる事もあってマンガ購入は通販を使う事が多い。しかし、この前「神のみぞ知るセカイ」の11巻をSSS(サンデーサポーターショップ)で買うとエルシィのペーパーが貰える!という事でちょっと遠出して一番近いSSSの本屋さんに行ってみた。そこでは、「神のみ」や他のサンデー作品も結構大きく扱っていて、サンデーっ子には好印象。本屋さんは冬の時代に突入にしているし、これからはできるだけそこで店頭購入したいと思いましたよ。ただ、エルシィペーパーは貰えませんでした(泣) SSSなら絶対貰えるわけじゃないのね……。


さて、マナゴコロ。作者の藪野先生はサンデーで経歴を積んでこられたマンガ家で、週刊少年サンデーでは「ロスト・ブレイン」の原作をやっていた。この作品もいろいろと不遇だったなぁと今でも思う。絵は大谷アキラ先生。心理学をテーマにしたサイコ・サスペンスで、序盤はかなり楽しんで読んでましたよ。ただ話が進むにつれ、なんか魅力を感じなくなったんだよなー。ボクはマンガに限らず好きなお話でも内容をすぐ忘れてしまうので何とも言えないけど、ロスブレの後半部分の展開はほとんど覚えていない。読み飛ばしてはいなかったはずだけど…。あー、個人的には「デスノート」との類似性なんかはどうでもいいことです。

で、マナゴコロだけど、まずこのマンガの装丁が面白い。藪野先生のblogにもあるけど、錯視を使ったカバーはボクが購入した書店でも平積みというか、表紙が見えるようにディスプレイされていて目立っていました。フラッパーの単行本でそんなディスプレイされていたのはマナゴコロだけだったかも。いやぁデザインの勝利!
このマンガを読むのは(フラッパー最新話を除けば)初見で、これまたtwitter上で藪野先生が盛んに宣伝されていたので買ってしまった。twitterをビジネスに利用!なんて書籍を良く見かけるけど、案外効果すごいのかもねと思ったり。

読んだ感想ですが、意外なほどに面白い!(失礼だ) 読む前は心理学の薀蓄マンガという先入観があったんだけど、まさかこんな良質ラブコメだと思ってなかったモノで……。すいません(誰に謝ってんだ)。第1話の見開きシーンやマナさんの秘密を知ってしまったときのシーンでは吹いてしまったり。パッと見、マナの絵はあんまり可愛くないな…と思ったんだけど、キャラ描写が秀逸なおかげですっかりマナさんのファンですよ。
単行本の最終話は、次はどうなる?って感じの引きで終わってるけど、ちょうど今月のフラッパーにその続きが載ってるのはラッキーでした。しかし、これまた来月の展開が気になる終わり方なんだなw それはそれでいい感じだけどね。

雰囲気が「めぞん一刻」っぽく感じるのはボクだけでしょうか。キャラ配置とかそっくりな気がするんだよなー。
この単行本で一番気になったのはサヤさんの左腕だということは秘密だ。