最近の『ムシブギョー』が楽しみ過ぎる ― 第48陣 『黒揚羽と滅蟲邪刀』まで
最近の『常住戦陣!! ムシブギョー』がアツすぎるので、他のこと放り出して更新シマス!
サンデー超版『ムシブギョー』で、最後にちょびっとだけ出てきてヒロインの座をかっさらっていった蟲奉行様のターンがついにやってまいりました!
単行本にすると5巻目?で登場ですヨ。長かった……。いや、お春ちゃんと火鉢がヒロインとして悪いわけじゃないんだけど、これが格の違いってやつデス。まぁ相手が悪かった。
蟲奉行様は永いことたった独りで江戸の町を護っておられるようで、かなりのご長寿の様子。ババァ結婚してくれ!
最初は仁兵衛を敵かもしれないと疑う蟲奉行様だけど、仁兵衛の純粋さに惹かれマス。
イチャイチャするのもつかの間、すぐに邪魔が入って戦闘開始。しかし、蟲奉行様は毒属性の強者。無涯クラスの複数の敵を相手に渡り合い、自分の毒から守ろうと仁兵衛と距離を保とうとシマス。
しかし、まったく空気を読めない仁兵衛は蟲奉行様のそばを離れない。蟲奉行様は仁兵衛が気になって戦闘に集中できなくなりマス。
ところが蟲奉行様はヒッキー生活が長かったため、なかなか他人を信用することができないダメ子なのデス。
ここが蟲奉行様の超絶萌えポイントだと声を大にして言いたい!
もしかしたら、この男は自分を騙しているのではないか?という不安の種が頭をよぎる蟲奉行様。
ところが、仁兵衛は蟲狩たちにボロ雑巾のようにされてしまい、蟲奉行様もやっと仁兵衛が本当に自分を守ろうとしていたのだと理解しマス。
そして、本当は信じることができなかったのは仁兵衛なのではなくて、自分の「心」なのだと。蟲奉行様は
『人間をやめて「蟲奉行」として生きる自分にはもう人の心など残ってないはずなのだから、他人の身を心配する気持ちが湧き上がるはずがない。ということは、この気持ちは敵の策略によって惹き起こされたものに違いない』
と考えていたわけデス。このシーンは震えた!
自分に残っていた「人の心」をよみがえらせた仁兵衛は蟲狩たちによってボロボロ。その仇を討つために「黒揚羽」となって「蟲狩」たちに挑む蟲奉行様の力は圧倒的。敵の攻撃は完全防御で無効化しちゃいます。
しかし蟲狩たちの秘密兵器「ムシカリ」は蟲奉行様の防壁を突破し「黒揚羽」の力を消滅させてしまう!
そして、完全に力を失った蟲奉行様を取り囲む蟲狩。超ピンチ!
いやー、どうなっちゃうの蟲奉行様は! 期待と興奮で心配でたまりません。来週号は目が離せない〜〜。ドキドキしっぱなしです!
個人的に蟲奉行様が大好きということもありますが、とにかく蟲奉行様編のテンションは尋常じゃない! 早く来週号来い!