2011年のサンデーの売上など
2011年のサンデーの売上など
サンデーは今週号から年度が替わって2012年です。昨年度は本当にいろいろありましたけど、たいへん困難な中で休みもせず作品を発表し続けてきたマンガ家の先生方始め、関係各位の皆様方には感謝を申し上げます。
サンデー的に2011年の一番のニュースは、やはり荒川先生の『銀の匙』が始まったことでしょうか。2巻発売時点で発行部数が100万部を超えるらしく、部数減少が続くサンデー読者的には嬉しいニュース。
まぁボク的には販売部数が減ろうがサンデーが読めればそれでいいのだけれども、サンデーのように大勢のマンガ家新人さんたちの育成も兼ねているような雑誌はやっぱり部数がある程度ないと雑誌のエネルギーというものが失われてしまうし、それはマンガ界にとっても大きな損失です。だからサンデーの売上はどうしても気になるところデス。
そんなわけで文教堂の雑誌売上ランキングや日本雑誌協会のデータをここ3年ぐらい観察してるのだけど、やっぱりねぇ…。
例えば、文教堂さんのデータから12月上旬の分の雑誌売上を抜き出してみると
集計日 | ジャンプ | マガジン | サンデー |
---|---|---|---|
2008/12/1 | 7403 | 2478 | 1904 |
2009/12/7 | 9279 | 2238 | 1600 |
2010/12/13 | 7683 | 2351 | 1515 |
文教堂の雑誌売上ランキング
そんな切ない気持ちで今年のデータも調べてみたら、
集計日 | ジャンプ | マガジン | サンデー |
---|---|---|---|
(2010/12/13) | (7683) | (2351) | (1515) |
2011/12/5 | 7677 | 2339 | 1626 |
わーい伸びた伸びた!
まぁ本当は統計的にはもっとサンプルを多く集計して比較しないといけないんだけどw、実際のところ文教堂さんのデータでは最近ちょっと売上が伸びている気がするです。2010年は1400台を平気で叩きだしてたんですけど、ちょっぴり持ち直しているような雰囲気。ただ、コンビニでの売上データがないのでよくわからないですけどね。日本雑誌協会のデータでは下がりっぱなしなので気のせいかもしれませんけど、そうじゃないことを期待。
売上のためにAKB48なんかのグラビアを使うのは個人的には嫌だけど我慢します…。残念なことに、データを見るとアイドルグラビア(というかAKB)が表紙の時の方が売れてるんですヨ。グラビア目当ての人が中身読むとも思えないけど、手に取ってもらわないと話にならないからね。くそぅ。いつになったらGAN☆KONの表紙が見れるんだろうか…。
そうそう、GAN☆KON超面白い! イサナさんがプリティすぎて鼻血出る! 八乙女タンも好きだったけど、イサナさん超LOVEッス。単行本のペーパー商売にまんまと引っ掛かる予定なので、各書店さんには頑張ってもらいたいところ。
えと、そんな感じで2012年もサンデーを応援していきたいと思いマス!
2011/12/02 クラブサンデー 『四季神』
四季神 (五味秀数) <読切> 初公開日:2011年12月2日
商業誌掲載は初めてという五味秀数先生の『四季神』。初出はサンデー超11月号でした(サンデー超の目次では「五味英数」と誤って表記されていましたが、正しくは「秀数」)。五味先生は既に同人誌などでご活躍中で、そちらの名義は「ブロッコリー子」さん(→HP:玄関 pixiv:「緑華野菜子」のプロフィール - pixiv twitter: @broccoliiico)
こういう方がサンデー超に初登場というのは少し意外と言いますか、サンデー編集部もちゃんと同人界をスカウティングしていたのかと。サンデーの若手作家さんは良くも悪くもアシスタントなどの下積みが長いというか、同人活動している・た人もいないわけではないですが、その人たちも自分から小学館に持ち込むかマンガ賞に応募してきていると思います。だけど、五味先生はスカウトされたんじゃないかなぁ(違ってたらごめんなさい)。こういう実力のある人はどんどん引っ張ってきてもらいたいですね〜。五味先生のプッシュには編集部を力を入れているようで、もう締め切りを迎えちゃったけど、原画プレゼントなども行っていました。もはや扱いが既に新人ではないですよw
この作品や上記HPなどをご覧になれば一目瞭然ですが、圧倒的な画力。そりゃ原画プレゼントなんて企画をしちゃうわけです。最近はノンプロでも素晴らしい画力の人をお見かけすることが珍しくなくなったけど、こういう力のある人がサンデーに来てくれるのは嬉しいなぁ。五味先生がこの先ずっとサンデーでずっと発表していくとは限らないけども……。
また、この『四季神』の設定資料が五味先生のホームページで公開されていて(→、http://ot99.web.fc2.com/sikigami1.htm)、『四季神』世界の構築作業に多大の労力を費やしていることが伺えます。日本古来の神様や妖怪をモチーフにして、彼らがどのように生活しているのか、人間との関わりがどのようなものか、各個々人の性格がどのようなものか、などが綿密に記述されています。このような世界観の構築はファンタジー作品を創る際には重要なファクターの一つで、サンデー超の読切作品1本だけにこれだけの作業はもったいなさすぎるなぁw
一コマ一コマじっくり見て楽しめます。というか「うまいなぁ、スゲーなぁ」と感心しながら読了。ストーリーはシンプルで、「逃げ出した神様が仲間の神様が自分のことを庇ってくれたことに感動して戻ってくる」という話。こう書くと身も蓋もないんだけどw、今回はこのお話の世界観の紹介(と絵の美麗さのプッシュ)をしたかったのかな。とにかく絵を堪能してよ!という意識を強く感じました。
あとから考えればストーリーにはちょい疑問に感じたところもあったんだけど(「人間たちは宴会をするほどに親しく接する秋神様が生贄をほしがってるかどうかわからなかったのか? そもそも秋神に天候を何とかしてくれとお願いしないのはなんで?」みたいな)、絵の魅力で強引に持ってかれた感じです。服や装飾などのデザインセンスも図抜けているし、とにかくビジュアル強烈な印象を持ちました〜。
2011/11/25 クラブサンデー 『言魂遣いに気をつけろ』
言魂遣いに気をつけろ (狩野恵輔) <読切> 初公開日:2011年11月25日
初出はサンデー超11月号。『フラワー×フラワメント』で第3回クラブサンデー新人王に輝いた狩野恵輔先生のほぼ2年ぶりの新作。結構長くかかりました。
(しかし、第2代新人王はいまだ新作が出てこない…。クラサン新人王は連載が与えられることになっていたはずですが、創作ってそんなに簡単じゃないということでしょう…。)
今回は剣と魔法(?)の世界を舞台にした正統派少年ファンタジーに「アナグラム」というスパイスを混ぜてきました。かなりのハイレベルを要求される王道ジャンルに挑戦するとは、なかなか野心的だと思いマス。
主人公は「背中に大剣を背負い、ゴーグルを頭の上にのせた元・王子」という、まさにマンガ的記号の塊とも言える造形で、これはやっぱりわざとなんでしょうねぇ。記号づくしというのは。
もう一人の主人公の名前が、モロに「フェルディナン・ド・ソシュール」と、実在人物の名前という直球勝負できました。
話の脱線は続きますが、オタクにとっても「アナグラム」は親和性が高い。何しろアニメやマンガの固有名詞にはアナグラムが使われることがたびたびあるので、考察好きの人間はしょっちゅうアナグラムを解いている。AKIHABARA ⇔ ARAHABIKA (神マンガ『魔法陣グルグル』)とか。で、ボクもその手の人間の一人なので、このマンガで「アナグラム」を使っているとわかってからは「これは何のアナグラムなんだろう?」とそればかりが気になってしまい、マンガ没入に失敗。いや〜、完全にオタクの病だと思いマス。
(あー、まとまりのない文章だー。ダラダラ書いてるなー。読んでる人すいません。)
主人公の男の子は剣の達人の王子様なんだけど、完全にショタ。
狩野先生のほの暗い情熱を感じたんですが深読みしすぎですかね? まず間違いないと思いマスが。こういう暗い情熱が創作意欲につながるんだから、いいことだと思いマスよボクは!もうちょっとマジメにマンガの感想を。
「アナグラム」や記号論のアイデアをうまく使っているなと思いました。「シーニュ」や「パロール」など知っている人はニヤリとするネタだし、背景知識がしっかりとしていると記号論を全然知らない人にも何となくでも「この作品世界には整った世界観がある!」と感じられるものデス。絵的にファンタジーバトルマンガをやりたいわけじゃないと思うんですが(そうだとしたら迫力が足りない感じ)、もうちょっとこの世界観の見せ方を工夫すると、さらに読者をグッと引き込めるんじゃないかなぁ。
ストーリーでは、ベクシアルくん自身がエクスカリバーになって戦うという展開は意外でした。だって剣の達人という伏線があったから…。あと、ソシュールの話によってベクシアルくんは友達を助けに行く決意をするわけですが、そこもちょっと説得力がないかな〜と。話の展開的に友達を助けに行くことは読者には見え見えなわけだから、もう少しなんかフックがないと引きが弱いかなと…。
でも、
あと一つ気づいたことがありまして、狩野先生の作品コメントがこんな感じ。
わーい! この作品のテーマである「花言葉」は、国や民族、あるいは時代によって意味が全く違うものもあります。(後略)
わーい! 一度おじさんを主役にした話を描きたいと思って描きました。
言魂遣いに気をつけろ (サンデー超11月号コメント)
わーい! この作品は色々挑戦してみようと思って描きました。(後略)
早く次の狩野先生のわーい!が聞けることを楽しみにしています!
2011/11/4 クラブサンデー『国境なき学園』 『PEA』
クラブサンデーの感想。ちょっとずつ遡って読切の感想書いてます〜。
国境なき学園 (VIVIAN) <読切> 初公開日:2011年11月4日
『ハヤテのごとく!』の畑先生のところでアシスタントをされているたVIVIAN先生(twitter)の作品。VIVIAN先生はインドネシア人女性で、既に"Prambanana"というマンガを発表されているようです。
(2011/12/3追記。現在はインドネシアに拠点を移しているそうです→サーチナ-searchina.net)
元々VIVIAN先生はインドネシアにあるマンガ学校の出身だそうで、その設立者は茶花ぽこ先生という日本の作家さん。夫婦でインドネシアに移住した際にマンガのワークショップを開いたところ大盛況で、マンガ学校を創立することになったそうで。すごいヴァイタリティだ! 尊敬してしまう。
茶花ぽこ先生のインドネシアでの体験がマンガになっているようで、なんだか面白そう。
移住楽園―バグース・パラダイス (クロスカルチャーライブラリー)
- 作者: 茶花ぽこ
- 出版社/メーカー: スリーエーネットワーク
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
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さて、この『国境なき学園』ですが、絵や表現に畑先生の影響が強く出てる。まぁ、畑先生も最初の頃は「クメタが新連載始めたの?」なんて言われてたりもしたけど、今では既にマンガ語法を確立しているのでそんなことも言われなくなった。むしろ畑フォロワーをチラホラ見かけるようになってイロイロと感慨深い。
ちなみにボクはハヤテの第1話のカラーを見て以来ずっと変わらぬナギ厨なので、畑先生の絵がヘタクソとか(本人が言ったり誰かが言ったり)見聞きすると傷つく。サンデー48号の表紙は最高。
『国境なき学園』はインターナショナルスクールのルポルタージュ風で、もちろんマンガ的な誇張はあると思うけど、楽しそうな雰囲気がよく出てる。お金持ちばかりがいそうなところも白皇学院ぽいね。読切作品としては短いので、もうちょっと長い話を読みたいな〜。作者の体験を元にしているそうで、こういうマンガはVIVIAN先生のように実際にインターナショナルスクールにいた人にしか描けないと思うので貴重ですヨ。
この作品は日本語だけじゃなく、英語版・インドネシア語版もあって、おそらくは台詞・擬音表現は全部VIVIAN先生の手によるもの。こういう才能は誰もが手に入れられるものじゃないので、いろいろと期待しちゃいますね。
PEA (山口アキ) <読切> 初公開日:2011年11月4日
サンデーで畑先生とくれば若木先生。ボクの中で完全にセットになっているお二人ですが、そんな若木先生の新しいアシスタントの山口アキ先生のまんカレ努力賞作品。
はっきり言いまして、この作品超好き。 ヌルコメ(ヌルいラブコメのこと)最高! なんで努力賞なんだよ入選即連載だろが。
「片思いだと思っていた女の子が実は自分のことを好きで、ちょっとした騒動の後にめでたく結ばれる」
という、まったくもって頭のネジがユルユルになるストーリー。こんなん大好きっす。何も考えずに楽しめますわ。ヒロインはカワイイし、主人公もちょっと軟弱だけどそんなに臭みがない俳句好き少年という設定もいい(ダメ人間的に)。ほわほわ〜。
しかし、まぁ世間は許してくれないでしょうね。深みがないとか(そんなんいらんわ)、中学生の妄想かよ?とか(どうせ精神年齢は中学生だよ)、童貞が好きそうとか(ど、ど、ど、童貞ちゃうわ)、そんな感じで。
でもそんなのどうでもいいんだよ。現実なんてクソゲーなんだから。才神さんカワイイよ。
サンデー超・ クラブサンデー『愛すべきバカ共の戯れ!〜信長のケツを狙う女〜』 『ふりフリる!』
サンデー超10月号読切分の感想。
愛すべきバカ共の戯れ!〜信長のケツを狙う女〜 (林原翔一) <読切> 初公開日:2011年11月11日
林原翔一先生(twitter)のデビュー作。最近のサンデーではほとんど見ないワイルド系男子が主人公のコメディ。第一印象は、ものすごい粗挽きだな〜、です。
150年成仏できない女の子の幽霊がヒロインなんだけど、全然幽霊っぽくなくて、窓を割る、縄で縛られる、他の人間たちにも丸見え。そこは深く考えたらいけないんだな。
このマンガは女の子サービスシーンがいっぱいでとてもイイですね。
とは言え、「好き」と「面白い」はほとんど同じだけどちょっと違うんですな。ときどきニヤリ(ニヤニヤじゃない)とするところはあるんだけど、筋には不自然なとこあって粗さを感じる。
例えば「母ちゃん直伝の、最強の力〜」という台詞があって、多分これは先祖伝来の力、という意味なんだろうけど、途中の展開ではそれをご破算にしてるから全然意味がないなぁとか。母ちゃん出てこないし。でも妹カワイイのでチャラ。
林原先生はもっともっとカワイイ女の子が描けるようになると思うので超期待。
あと万乗パンツで思い出したこと。
『かってに改蔵』の愛蔵版の最終14巻には久米田先生とあだち先生の対談が載っていて、久々に楽しそうに話す久米田先生が見られて大満足なんですが、そこでも久米田先生は万乗先生をいじっているのが微笑ましかった。
この愛蔵版は責任編集が『かってに改蔵』を「うちの子どもに見せられねーよ!」と言って打ち切った、と言われる三上元編集長なんですが、その三上さんとのやりとりがまた微妙で面白い。改蔵全巻持ってる人でも、この愛蔵版最終巻は持ってても良いのではなかろうか。若い時の読切も載ってるし。
ふりフリる! (山田がんも) <読切> 初公開日:2011年11月18日
山田キノコ改め山田がんも先生。「山田きのこ」という声優の方がいるので配慮したのかな。クラブサンデーで「山田がんも」で検索しても前作品は引っ掛からないので注意。
山田先生の作品は既に2作ありまして、それを読んでみると話を創る力が相当ありそうな感じが見受けられました。まんカレ入選作『ex−エキス―』は今でも読める。
「無料のコインでマンガが読める」サンデーうぇぶり
そしてこの作品が発表されたわけですが、絵が全然違う。というかコロコロ風? ガリガリ君みたいな奴がいるぞ。でもウマくなってる。 というか、最初は全然別人かと思ってたので、初めて見る人だと思って読みました。
絵柄の統一性があるのかないのかよくわからなくて。ヒロイン「ふりる」のパワパフのようなw造形は意図的だと思うけど、全体的には絵柄模索中ということなのかな。
このマンガは、迫力のスイングシーンが見せ場なところなんだけど、そこがもうちょっとかなぁと思いました。ボールがバットの根元に当たってるし、両腕にも違和感がある。しかし、そこは勢いでカバーというか、絵のギャップの意外さで押し切っていると思います。面白い。
サンデー超やクラサンで若手を追っかける楽しさの一つは若手作家さんの変化を見ることにあるわけで、そういう意味で当たりと言いますか、楽しませてもらいました。
週刊少年サンデー2011年51号 モンスターハンター3G 銀はがしの当選確率
今週の週刊少年サンデーの付録はモンハン3G読者プレゼントの銀はがしクイズでした。銀はがしに成功した人は抽選で100名に当たるプレゼントに応募できるというもの。ボクはモンハンをやらないのでアレですが、こういうくじは「どれくらいの確率で当たるものなのか」が興味あったので、ちょっと調べてみました。
付録の銀はがしはこんな感じ。
ルールは【狩猟1】で選択したところに書いてある数字の分だけ下の【狩猟2】の銀シールをはがすことができて、そこで7つ以上HITマークが出れば当たり
というもの。
で、全部銀シールをはがしてみました。結果は
- 【狩猟1】に書いてある数字は、7:1個、8:2個、9:1個
- 【狩猟2】には、HITマークが10個、MISSマークが2個
でした。もちろん、ボクが購入したサンデーについていたものがそうだというだけなので他の人は違うかもしれません。
# はがした画像をアップするといろいろとアレな感じなので控えます。twitter(というかtwipic)の方にはアップしたので興味があればそちらを…。
この銀はがしの成功確率を計算すると以下のようになります。
(1)【狩猟1】で「7」を選んだ場合
【狩猟2】では7個ともすべて "HIT" を選ばなくてはいけないので、組合せの記法を用いると
(2)【狩猟1】で「8」を選んだ場合
【狩猟2】では1回だけはハズレを選ぶことができるので、そこを気をつけて計算するわけですが、こういうときは失敗する確率を計算して、その値を1から引くと当たりの確率が求められます。
失敗する確率は、「8回のチャンス中2回 "MISS"を選ぶ」ということだから
(3)【狩猟1】で「9」を選んだ場合
このときは、絶対に成功するので、成功確率は 1 です。
最後に、【狩猟1】で「7」、「8」、「9」を選ぶ確率は、それぞれ、1/4、2/4、1/4ですから、トータルでは、
計算はさておき、約58%という確率をどう考えるか。ボクはもうちょっと当たりやすくしても罰は当たらないと思いますけどね〜。どうせ最後は100名の抽選だもんね。ハズレて悔しい思いをした子どもがなけなしのお小遣いをつぎこんだり親に2冊目をねだったりする光景は微笑ましいけど。
なお、この手の銀はがしは、「紙の後ろから強い光を当てると透けて見える」という裏技があるので、どうしても当てたい人はそれを使ってくださいw
2011/11/15 クラブサンデー『ぐっじょぶ!』
『ぐっじょぶ!』について書いたことなかったなぁと思って更新。
ぐっじょぶ! (大谷じろう) (第6話) 初公開日:2011年11月15日
「無料のコインでマンガが読める」サンデーうぇぶり
ボクはこのマンガ面白いです。絵柄に古臭さを感じるし、ドラマの筋立てもそんなに斬新じゃないと思うし、パンチラなんかのちょいエロシーンも笑っちゃうんだけど、マンガはすこぶる楽しい。なんだろ、この感じ。
一つ一つのパーツは決して自分の好みじゃないハズなのに(ただし嫌いなわけでもない)、気づくと楽しんでる自分を発見して、いろいろと考えさせられる、そんなマンガです。次回どうなっちゃうんだろ? とりあえず翔太はホームラン打つと思うんですがw